カスタムに関するページです

・以前から多数お問い合わせいただいてました文字盤の入換について

 レギュラーファイブどおし等の文字盤の入換の方法は二通りありますが、同じリューズ位置(3時・4時)どおしでないと不可能です。

1.その最も簡単な方法は中身を機械ごとごっそり入れ替える方法(いわゆるポンで入れ替えるというやつ)です。
  ※ちなみに適合商品を同時に2本お買い上げいただいて、ポンで入れ替えるだけの場合は、工賃をサービスさせていただいております。

 但し、この場合、中の機械部品の構造違いでそのまま入れ替えができないケースも存在します。
 中の機械が同じ7S系(7S26も7S35、7S36も同じです)でも、ケース構造に合わせて、機械を覆うハウジング(スペーサー)が二種類存在し、厚さなど細かい仕様が異なります
 この場合は当然そのままでは入れ替えができません。

 上のように機械のハウジングは2種類ですが、リューズ位置も合わせると4種類のムーブメントが存在することになります。
 その為に、リューズ位置が同じだからと言ってもハウジングが違えば単純に入れ替えができませんので、文字盤の入れ替えカスタムを安くやってみたい方は下記の分類を参考に検討してみて下さい。
 今回はその事が分かるようにページ中の仕様覧にその違いが分かるように下記のように分類して表示しました。

 文字盤カスタム情報 3O : リューズ3時位置でリューズチューブがO型用機械
 文字盤カスタム情報 4O : リューズ4時位置でリューズチューブがO型用機械
 文字盤カスタム情報 3U : リューズ3時位置でリューズチューブがU型用機械
 文字盤カスタム情報 4U : リューズ4時位置でリューズチューブがU型用機械

 上の分類が全く同じ物はカテゴリー(レギュラー5・日本製5・ダイバーズ・5スポーツ)が違っても、ポンで中身の入れ替えが可能ということになります。

 入れ替え例 1
SNKE04J1
文字盤カスタム情報 4U
SNKE51J1
文字盤カスタム情報 4U
ムーブメントがどちらも「4U」と言うことで
中身をまるごとポンで入れ替えてます

2.それからもう一つの文字盤入換方法は物理的に針と文字盤を外して入れ替える方法です。
 この場合はそれぞれ二つの時計の針と文字盤を外して入れ替えますので、工賃2本で税別5000円が発生しますが、リューズ位置さえ同じなら可能ですので、一段と組み換えの選択肢が広がることになります。

 #最後に細かいことですが、文字盤の色目によって、使われているガラスパッキンの色が違う事があります
  黒系には黒いガラスパッキン、シルバー系にはクリア系のパッキンが使われますので、シルバー系の文字盤の時計のケースに黒文字盤を入れると、そのパッキンの色が気になることがあります。
 ま、こんな事は言われなかったら気づかない程度の些細な事ですが、一応情報として知っておいてください(下↓の入れ替え例 2がこのケースです)。

 入れ替え例 2
SNKK91J1
文字盤カスタム情報 3U
SNXA21K
文字盤カスタム情報 3O
3U」と「3O」で違う為、機械はそのままで
針と文字盤を外して入れ替えてます