このホームページを御覧頂いているような方々は、SEIKOというブランドのイメージについて、 どうお感じになられるか私としては興味深いところではありますが、熱心なSEIKOファンの方には 申し訳ないですが、おそらく「あまり気にならない」というか「どうでもイイ!!」という程度ではないか と思われます。
 それは、みなさんどうお感じになられようが全く自由で「ほっとけ!!」と言われるようなことなので、 放っておきますが、只いきなりやれROLEXだ、OMEGAだ、IWCだという前に機械式時計とは どういうものかを少しでも理解していただくためにも、SEIKO5 オートマッチックの存在 をアピール致します。
 それはオートマチックという名の通り、自動巻の機械式時計で、現在のSEIKOの主力商品であるAGS、つまり 腕を動かす力を利用し、重り(ローター)を動かしその力で発電し、その電力でクォーツ時計を動かすタイプではなく、 旧来の方式の腕の力をローターの動きに変え、その力でゼンマイを巻き、その巻かれたゼンマイの バネの力で時計を動かす時計です
 ローレックスやオメガやインターもみな同じ方式の自動巻なのです。ただ、中身の構成パーツや配列、その材質などは 様々で全て違いますが、基本的な時計の構造はみんな同じようなものです。それなのに、片や 何千円、片や何十万円と大きな 価格の差があります。その価格の差が何故なのか?をきちんと理解して購入するようにして下さい。
 ローレックスだからとか、雑誌に載っていたからとか、タレントがしているからとか、 全く考えのない安易な動機で高いお金を使うのは、あまりにももったいないと思います。「私らが高校に入る時に 始めて買ってもらったりするのがSEIKO5やCITIZENやORIENTの自動巻でクォーツ時計やブランド時計は お金持ちのぼんぼんが持つものやったんじゃ!!」
 全くみなさんには余計なお世話で申し訳ないですが、私はとにかくミーハーがきらいで、 我慢ならんのです。ミーハーでゆくならポリシーのあるミーハーでゆけ!!と言いたいんです、ハィ。ほんまに最近の 若いもんは、チャラチ.....。スミマセン興奮し過ぎました。

 SEIKOオートマチックの話。この時計は、現在国内で売られている復刻版の5スポーツとルーツを同じくするもので、 最近でこそアンティークやレトロのブームで機械式が見直されて、復刻版とかでリメイクされたりして登場していますが、 それまでは、クォーツやAGSが主流で国内ではほとんど需要がなく、海外向け(普通の町中で電池も 販売していないような国で、自動巻は根強い需要がある)に生産されていたものを輸入したものです。
 この時計は安いので、最初は予備にでもと軽い気持ちで買うのですが、つい中を見たくなり 裏ブタあけ器を購入して中を開けて 見ているうちに、複雑な機会時計の仕組みなどにみとれ、その価格の安さに驚きながらも、ついいじりたくなり手を出してしまうのです。 そして、やはり安いのでもう一つ買ってしまい、ケースや文字盤やベルトを入れ換えて自分のオリジナルを作って遊んでしまい、そして 精密な時間調整を自分でして、「これはROLEXより正確になったぞ!!」とかみんなにエバったりして、 どんどん時計のしくみや構造の勉強をしらないうちにしてしまう、とってもすばらしい時計 なのです。みなさんもぜひお楽しみ下さい。

 SEIKO5オートマッチックはこちらにあります。

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