事故車の法定査定について。その1

まぁ!みなさん聞いて下さい!!

こんなあほらしい事は、今まで聞いたことがありません。
私が赤信号で停車中に(愛車のAXです)後ろから追突されました。
急ブレーキを踏んだ訳ではないので私にはいわゆる過失も全くありません。要するに私の車にあてた相手が一方的に悪い訳であります。(なにも相手は私の車にわざとあてようと思ってあてた訳ではないことは百も承知しております。)
でも我々家族には全く落ち度がないどころか、全然悪いところがないのです。


「だ、の、に、です!」

たった半年前に約76万円で購入し、その後も部品代や修理費(消耗品は別です)に約21万円かけて、今までに合計97万円もかかった我がAX GTiが、保険査定人いわく、「修理不能状態ですので、全損扱いになります!その場合は法定査定価格というのがありまして、この車の場合は30万円ですネ!それ以上は出せません!」と、のたまいよった!!

「何か?私達は悪いことしましたか?....」ともう一度、自問自答するが同じこと。

なにも、私が法外に100万や200万円よこせ!と言っているんではないのです。
「たった半年前に買った、76万円でいいから弁償してくれ!」と言っているだけなのです。
でも相手方の保険担当者は「法定査定以上は出ない。それ以上は、被保険者に自腹を切ってもらうか、それでも折り合いがつかないようなら、裁判でもしょうがない!」と、なかばおどし文句のごとき切り札を出してくる始末。

それでも、全く納得できない事を伝えると、今度は「本人負担10万円と当社の方からもう10万円上乗せして、合計50万円でどうですか?」と、持って来やがった。

30万円からすると、約170%の増額ではありますが、それでも50万円!それから、何度も押し問答をするが、結局折り合いがつかず、「スワ!裁判か?」と思いましたが、又その費用が50万円位かかるらしい。
「とことん戦ってやる!」と思っていましたが、解決まで時間がかかる、費用がかさむなどや、「不足分は何とか人身補償で補わせていただきますので」というあまい言葉と「早くBXブレークに乗りたい!」という理由から、半分泣き寝入り状態で承諾書というものに印をついてしまいました。どうも見栄や意地や道理よりも、目の前のBXになびいてしまった私。

なんて男らしい! いや「情けない!」 

それでも、考えれば考える程腹が立ちます。

事故車の法定査定について その2に続く