「ラジエターファン止まる」の巻

 沸騰したクーラントの臭いを嗅ぐと、昔の思い出が走馬燈のように頭の中を 駆けめぐります。アルファベルリーナでヒーターバルブが逝かれた時の事、5フランセーズで クーラントを吹き出しながら草津温泉で動かなくなった時の事、シュペール5TSでこれもヒーターバルブが 逝かれ、少しづつ助手席側にもれていて、彼女が乗るといつもその窓が曇ってくるので、 「彼女は燃えているんダナ!!」と勘違いしていて、気が付くとラジエターに クーラントがほとんどなくなっていて、あぶないところだったなどなど。。。。。。

 「クーラントには郷愁を誘う何かが入っているのかナァ?。。。。」 などと暢気な事を考えている場合ではなく、ファンが廻っていないので すぐにヒーターを最強にし、横道にそれ、学習効果から常に携帯している 扇子!!で、すかさずエンジンを冷やし、Uターンし、そのまま幸いにも近かった レマンカーズさんに駆け込みました。

 そういえば、故障する前日、エンジンをかけたままボンネットを開けて何気なくみていると、 ファンが廻りかけてすぐに止まり、しばらくして廻りだしたけど別に気にしなかったのでした。 それが前兆だったのでした。不覚です。
 さて、原因は?サーモスタットかセンサーかリレーか接触不良か?
 結局全てチェックしていただいて、リレーに問題があったようで、加熱して少し変形しておりました。 修理費はリレー代2,000円と全ての点検工賃¥24,000で 合計¥26,000でした。
 あぁ、これだけあればストラットタワーバーでも買えたのになァ〜。 ただ、この電動ファン以前から気になっていた症状がありまして、それは涼しい夜でもファンが廻りまくるのです。
普通、別にトバさずに信号ノンストップで2〜3kmも走れば水温が下がるのですが、あまり変化せず、すぐにまたファンが 廻り出すのです。別に水温が高すぎるわけではないので、別に気にせず、 「よほどこのエンジンは水温の管理をきっちりしているんだなぁ」程度にしか考えていなかったのですが、 結局リレーを交換しチェックしていただいても症状は変わっていないので、こんなもんなのかもしれませんが、 それにしてもよく廻ります。

 まぁフレンチブルーミーティングにも間に合ったしよかった、
「よかった!」といかないのがフランス車、いや

「シトロエン。。。。。!!!」