いろいろマイナー作業をする

クリスマスに納車となり「イヒヒヒ!」状態のまま、年末に又嫁さんの実家(兵庫県湯村温泉、近々HPアップします!)に里帰りです。

いきなりです。助手席側のサンバイザーが飛んでいったのは.....。
高速道で約120km位で走行中サンバイザーがブルブルと言い出したと思った瞬間に、はるかかなた後方へ飛んで行きました。幸い後続の車には影響なかったようです。この前のAXの事故といい、不吉な予感が.....。

ところが、大かたの予想に反して?、全く何事もなく過ごし正月の2日には大阪に帰ってまいりました。

幸い今年の正月が暖かかったので、休みを利用して購入以来できなかったいろいろな手入れをします。スミマセン!ここでは写真がありません。


①ボディのタールや黄ばみ、小キズなどの修理
これは、洗剤などよりも最も効果があるのは、コンパウンド(オートゾルやピカールでも可)でひたすら磨くことです。私の車の場合、リアフェンダーのリップ部のところが黒くなるほどこすった後がついていたので、前席・後席部のサイドシル部、Bピラー、Cピラーの下部等いっぱいやるところがありました。仕上げまでに3時間位かかったでしょうか。すっかりきれいになりました。
もちろん、コンパウンドを使った後は、ワックスなどの塗装保護剤も忘れずに塗って仕上げます。
②内装の点検
まず、シートの下とかのチェックです。(意外と小銭など、ここでは言えないような、それはそれはいろいろなものが落ちていたりする)リアシートのたたみ方が分からなかったので、いろいろ試してみました。やっと、シートの前方下側についている引き手を力いっぱいに上に引き上げてから、前側にたたむことを理解しました。この時リアカーゴルームでカーペットのはがれや設計通りにカーペットが収納されていない等、発見し、ボンドで貼りつけたり修正したりする。よく見ると、リアハッチ側のドアキャッチがゆるんでいたのでしっかり締めます。これで一度でしっかりしまるようになりました。フランス車の場合、こういうところがよくゆるんでいます。
③エンジンルームの点検
バッテリーは新しくなっていたのですが、その前についていたバッテリーの液漏れによって、その台のところや周辺がひどく錆びていたので、ペーパーで錆びを落とし、シルバーのペイントをやり直します。
フランス車は、バッテリーのマイナスアースが意外と弱く、ネジがゆるんでいたり、アース線そのものが細かったりして、オバケ現象(ウインカーを灯けているのにブレーキランプがついたりするあれ)を起こしたり、燃費が悪くなったり「止まったり!」します。いわゆるアース不良ですが、これがよくあるので、防止の為に、バッテリーのマイナス端子から直接ボディ3ヶ所とエンジンヘッドに引き直します。電気は流れる道がないと流れません。細く流すか太く流すかです。これは、ターボ車などもともと馬力がある車の場合、確実に速くなります。うそだと思う人は是非試して下さい。それから、マフラーにもアースを落とすと錆びなどの防止にもなります。
④スピーカーを追加する
このBXの場合、純正はトゥイーターの内蔵スピーカーが前ドアにしか付いていないので、より臨場感を出す為にAXに付けていたトィーターをプラスします。
知らなかったのですが、BXにはちゃんとダッシュボードの両端にスピーカーを取り付けるところがあります。
これらの作業を偉大なる経験者の方のHPを参考にしながら取り付けました。この作業の途中でたまたま発見しましたが、この車のダッシュには何とカセットボックスがビルトインされている。我々カセット世代には誠に嬉しい限りであります。


そんなこんなで、丸一日たっぷり作業を楽しんで、最後にLHMの量や下廻りの点検をして車高を上げたり下げたりして、カッコイイから一番下に車高を下げて(超ローダウン状態)おいておりました。

そして、チョット近所に買い物に行こうとエンジンをかけ、車高をノーマル位置に戻すべくレバーを操作しても、後ろがピョン上がるだけで、いくらレバーを動かしても、前は上がって来ません。
昔サーファーの車がよくやっていた前だけシャコタン仕様、つまり前をかがめてお辞儀をしているようなあのスタイルになったままです。

「トホホ!」です。

「正月早々、不動車になる」に続く。