事故車の法定査定について。その2

それにしても、納得できない話ではありますが、印をついてしまったからしょうがないのです。お気づきの方もおられると思いますが、今回のケースでは加害者の本人負担が発生しております。

加害者の方はもちろん対物保険(500万円)に加入しておられまして、本来は有事の時に上限500万円を限度に支払われる訳です。

「だ、の、に、です!」

今回この方はたった50万円の物損事故に対し、10万円もの負担を強いられたのです。500万円の対物保険に入っているのに、ですゾ!これ、もし私が逆の立場でしたらそんな金、絶対に払いません!
「何の為に今まで保険代を払ってきてんネン!」、しかも「500万円の保険やど!」となると思います。

今回のケースでは、既得にも加害者の方が責任を感じて頂き、支払ってくれましたが、私も少々気の毒に思います。もともと弱きを助け、強きをくじくべく作られた法律であり保険制度であるのに、「どうしてこうなっちゃうの?」という思いがしきりです。何かおかしいですョ!この国の保険制度。

「本当に怒っている〜っ!!」