とうとう買っちゃったBXの巻

そんなこんなで、事故の保険交渉もまだ始まらないうちに契約をしてしまい、その後いろいろありましたが何とか納車の良き日(12月25日のクリスマス)を迎えました。
「それにしてもこんなに早く念願のBXブレークを手に入れてしまっていいのだろうか?」と高ぶる自分の気持ちを抑えながら引き取りに向かいます。
コクーンのように、納車検査室に入れられたままのBXとの対面です。私は大手外車ディーラー?で購入するのが始めてでしたので、某ヤ○セのように中古車でも新車のように「ピカピカになって納車されるだろうな〜。」と思っていましたのでチョットがっかりな状態(ボディのタールや、サイトシルの所の靴でこすった黒いよごれ、黄ばみ、車内ダッシュボードなどのマジックテープは付いたまま等々)でした。

ただ、重要なヶ所のパーツなどは、次のように交換されていました。プラグ、エンジンオイル、タイミングベルト、そのテンショナー、バッテリー、リアのスフェア、ワイパーブレードです。

まぁ、6年落ちで、当時の価格の約25% !! なのでしょうがない。内外装はともかく、これで一安心(しかも3ヶ月の保証付)です。
これで、シルバーのBXブレーク ’93フォグランプ付が私のものです。「イヒヒヒ!」
私のものとなって、改めてインプレッションです。
「ワク、ワク!」

よく言われるように、さすがハイドロニューマチックサスペンション(オイルと窒素ガスのバネ!)の恩恵で乗り心地が抜群です。首の痛みも忘れてしまいます。

ただ、チョットした段差が苦手のようで、予想以上に「ガン!」ときます。
ブレーキはどうもききにくいような気がします。おそらく慣れの問題(ペダルのタッチが普通のものと全く違っていて、「グニュ!」というふうな感じです)だろうと思います。
他はコーナーリング(特に中速)もすこぶる安定しているし、ホントに気持ちいいです。
そして、思いの外よく走ります。これには訳がありまして、最近の車は、厳しい安全対策などでどんどん車重が重くなってきていて、同じクラスなら、ゆうに1.3〜1.4トンもあるのですが、このBXは1.1トンしかありません。そこにDIN規格の122馬力エンジンですので、結構よく走るのです。
こうなってくると、是非マニュアルトランスミッションが欲しくなってきます。

と、結構満足しております。「イヒヒヒ!」

しかし、そこは、ただですまないのが、「シトロエン」です。
「いろいろマイナー作業をする」の巻に続く......。